大したことない自分
私は謙虚だ。
と思ってました。でも、違った。
今日はそんなお話しです。
会社の飲み会で、気づいたら、「わたしって、わたしって」と連呼していました。
その時、周りの人は私に「みんなそうでしょ。」とさらっと一言。
いまこれを書いてて嫌われる理由がよくわかります。うざすぎる、、
思い返せば、学生の頃は勉強も出来る方で、それなりにモテて、チヤホヤされ生きてきた。
困ったら周りの人がやってくれる。
だから、特に大きな挫折を味わうこともなく、大した特技も持ち合わせていないのに、自分は出来るやつだ。特別なんだ。と思ってました。
うまくいかない時もこんなはずじゃない。こんなことも出来ないなんて駄目だと思って自分を嫌っていました。
だから自分的には、いつも自分を反省しているし、謙虚だと思っていたんです。
ただ人がいる時には、舐められたくない、自分はすごいんだと思っていたから、ないものをある様に取り繕ってました。
いやいや〜と言いつつ無意識に自分アピール三昧で謙虚なのではなく、プライド超超高い女でした。
しかも、そのことに気付いてなかった。
そんなことを続けていたら当たり前に周りに嫌われますよね。
外では強気でいるので、嫌われていることを感じながらもいつもの姿勢を崩せませんでした。
でも、本当はとても心が弱い。
一人暮らしの家に帰って、どうしようも無くなって、私は母に電話をかけました。
母に、こんなことがあって〜と説明し、うまくいかない。何でこんな風になってしまうのだろうと弱音を吐きました。
母は
大したことない自分を認めなさい。
心の底から受け入れなさい。
出来なくてもあなたはダメではない。
みんなそんなものなのよ。
と言ってくれました。
あー。
そうか。
大したことないんだ。
そうか。
自分は平凡なんだ。
でも、なかなか受け入れられない。
そう思っただけで、この言葉で急に何かを悟るわけでもなくその日は寝ました。ここで悟りを開くことをお望み方いたかもしれませんが、これがその時の私のリアルな気持ちでした。
次の日、会社に行って
自分は大したことがないと言い聞かせて過ごしてみました。
でも、これをすぐ受け入れることはなかなか難しくて、気づいたらいつもの強気!な私が出ていました。
すこしだけ、変わったのは大したことないんだから、今出来ることをやるしか仕方がない。と思えるようになったこと。くらいです。
はあ、つくづくかっこ悪い。
けどこんなところも、紛れもなく私です。
受け入れていきます。